咳と百日咳について
百日咳は、小児がかかると死亡率が高い病気とされ、現在はジフテリア、破傷風と百日咳を合わせた三種混合ワクチンの接種が実施されています。
日本で開発されたワクチンは重篤な副作用が少ないとされ、接種率も高く、接種をまったく受けていない人という方は稀だといわれています。
百日咳というのは、百日咳菌(Bordetellapertussis)という細菌による感染症で、潜伏期間は1~2週間です。
この菌は気管や喉などの気道に感染することが特徴で、発症しても発熱などの症状はなく、最初は鼻水、くしゃみ、軽い咳の症状から始まります。
その後、最初は軽いものだった咳が、発症してからおよそ1週間後くらいで徐々に激しい咳となり、嘔吐してしまったり、呼吸ができなくなったりして、いきなり息を吸い込むことになって、ヒューっと音が鳴るのが特徴となります。
夜にひどくなるというのも良く見られる症状となります。
この激しい咳は2~5週間続きますので、かなり体力を消耗するでしょう。
徐々に咳は軽くなっていきます。
治療せずにいると3ヶ月前後=百日程度続いてしまいます。
感染力も強いものですので、放置することなく、必ず治療するようにしてください。